ベトナムの中国人街 ホーチミン5区
世界の至るところにある中国人街。
ここホーチミンにも中国人街はあります!
ホーチミンの中国人街は1区から南西に位置する5区にあります。
観光地は1区、2区に集中しているので、5区に行った人はあまりいないのではないでしょうか?
今回は、5区周辺の街並みを紹介しようと思います!
まず紹介するのは5区の有名市場であるビンタイ市場!
旅行者のお土産を多く売るベンタイン市場とは異なり、
ここでは現地の人々の日用品や食料品などを買う事ができます。
市場に入ると、いかにも東南アジアの市場といった店並びです!
なお、この市場は最近改装工事が終わり、新たにオープンしたので、意外と綺麗な内装です。
天井までびっしりと積まれた商品群!この商品が全て捌けるのはいつなんだろうと想像してしまいます!(実際は、多くのお店は卸の役割も担っており、何十年と在庫する事は無いのかもしれません)
現地の生活を感じたい人は、訪れてみると良いと思います!
ビンタイ市場から少し北に行くと、チョンロンバスターミナルという市バス駐車場があります。
その北側には現地の路上マーケットであるソンボイマーケットが展開されています!
このマーケットは昔、鶏肉市場と呼ばれ、生きたニワトリが大量に取引されていました。
しかし、鳥インフルエンザが話題になった2011年頃からニワトリの取引が減少し、魚や野菜も売るマーケットになったそうです。
しかし、今でも生きたニワトリを売るお店が路上にそこそこ出店しています!
ニワトリ以外の鳥もちゃっかり売っています。
道路の真ん中近くまで出てくる鳥達もおり、歩いているとウッカリ蹴飛ばしてしまいそう。
その他、山盛りの野菜や氷漬けの魚など、様々な食べ物が売っています。
市場はこの周辺に展開しています!
鶏肉市場から東へ行くと、本格的に中国人街になります。と言っても横浜やバンコクの中華街とは異なり、建物自体はベトナムのそれに近いです。
そのかわり、扱っている商品が明らかに中華系のものになります。
本当は、このあたりは天后宮(ティエンハウ廟)など寺院がいくつもあり、寺院巡りをする事も出来ますが、この紹介はまた別の回にさせて下さい!
さて、ベトナムにも9月には十五夜(moon festival)があり、その時期になると月餅が至る所で売られます。
ここ中国人街では、月餅で有名なベーカリーがあります!
その名もHỷ lâm môn(喜臨門)です!
ベーカリーなので月餅の他に、ロールケーキやカスタードパンなども買う事ができます!
筆者は、ブタの月餅(!)とカスタードパンを買いました!
お店の場所はこちら!
中国人街でお腹が空いてきたら、オススメの点心料理店があります!
それはBaoz dimsumです!
このお店、名前の通り様々なdimsum(点心)を楽しめるレストランとなっています。
数年前と比べてお店が2倍の大きさになり、現地の人気の高さを表しています。
お店の場所はこちら!
ホーチミンの中国人街である5区の雰囲気、いかがでしたでしょうか?
中国人街は観光地が少ない分、現地の人々のお店が多くあり、現地の生活を間近で感じる事が出来ます!
また途中で少し触れましたが、5区には寺院がいくつもあり、それらも魅力的なものばかりです!
いつか5区の寺院巡りの記事も書きたいと思いますので、ぜひ楽しみにしてください!
では!